お知らせ

new 2023年度 公開講座
「CARE™プログラム専門家向けワークショップ開催のお知らせ」

13:00~17:00(受付開始:12:30)

会 場
武庫川女子大学総合心理科学館3階
参加費
6,000円(当日現金でお支払い、お釣りの無いようご準備ください)
対 象
現場で子どもとかかわっている専門家・スタッフの方

CAREについて詳しくは、CARE-Japan HPをご参照ください。

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時代のニーズに合わせた
心と発達に関する研究・
臨床実践・人材育成をめざして

発達臨床心理学研究所は、武庫川女子大学の附置施設として、 前身の「幼児教育研究所」が開設されて以来、40年以上にわたり、 子ども達の心の発達について研究を行うとともに、 健やかな心の発達の支援をめざし、実践を行ってまいりました。

女子総合大学の施設として、地域社会と連携しながら、 子どもの心の発達とその養育を担う家族を支援することは 重要な責務であると考えています。

今日、人生100年時代を迎え、「生涯発達」の視点から、乳児期から 老年期に至る長期的視野に立った発達研究が必要とされています。 また、家庭状況や地域社会の変化に伴う子どもの育ちの環境の変化にも 対応した発達支援の重要性がますます高まっています。

このような時代の要請に応えるべく、研究・臨床実践・人材育成を 3本柱として活動に取り組んでいくことが、 大学の附置施設に求められる使命であると考えています。

本研究所の総合心理相談室では、地域に開かれた相談実践を 行うと同時に、これからの時代の心の支援を担う専門家としての 臨床心理士・公認心理師の養成も行っています。

今後はさらに、学校・園や地域のさまざまな施設や機関の方々とも 連携しながら、相談室の機能や活動を俯瞰する視点も持ちつつ、 地域の中の相談室として、臨床実践を積み重ねていきたいと思います。

「万葉」の時代から「令和」の時代になっても、人と人とが 心を通わせ合うことが平和の原点であることにかわりはありません。 むしろ、そのことの重要性がますます高まっていることを感じます。

今後も研究員とともに、心と発達の研究と支援に研鑽を積んでまいります。 どうか皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

武庫川女子大学 発達臨床心理学研究所
所長新澤 伸子

研究所の

名 称
武庫川女子大学発達臨床心理学研究所
所在地
兵庫県西宮市鳴尾町1丁目3番29号
沿 革
昭和54年7月 創立者公江喜市郎学院長、日下晃学長により、幼児教育研究所として]建設竣工。昭和19年、文部省の勧奨とともに当時の社会的要請にこたえて、武庫川女子大学高等女学校附属保育所を設置し、昭和22年武庫川女子専門学校附属幼稚園と改組された。戦後、教育制度の改革に伴って女子大学・短期大学を新設することになり、附属幼稚園は募集を停止することになった。しかしその後、大学・短大に教育学科・初等教育科が設置されて多数の幼稚園教諭を養成しており、その研究教育と教育実習のためにも、幼稚園の復活が急務となり、昭和54年4月、30年ぶりに復活開園された。開園に伴い、本学最初の附置研究施設として、「幼児教育研究所(現「発達臨床心理学研究所」)」が開設された。
使用面積
総合心理科学館(平成23年12月7日竣工)の1階から3階部分に位置し、総合心理科学館の敷地1384.33㎡、建物面積852.80㎡、延床面積3434.69㎡
設置設備
プレイルーム4室、カウンセリングルーム8室、PCITルーム、観察室3室、心理検査室、研修員室、事務室2室。その他、音楽療法セッションルーム2室、大学院の施設として大学院講義演習室・カンファレンスルーム各2室、情報処理室、大学院研究室3室、教員研究室2室、共同研究室等
研究目的と業務

当研究所の当初の研究目的は、幼児教育の理論と実際について具体的・実践的研究を行うとともに、心理教育相談についての研究を深め、これを学校教育に反映させることにあった。

その後、スタッフおよび研究所内容の充実に伴い、

  • [1]研究部門
  • [2]心理相談部門
  • [3]啓発活動部門

の3部門にわかれて活発な研究活動が展開されてきた。

研究所の沿

昭和54年
研究所開設。初代所長として日下晃学長が就任。
平成7年
渡辺十四生教授が二代所長として就任。
平成10年
大学院心理臨床学専攻(現 臨床心理学専攻)の実習相談機関とする為に、心理臨床実習室を増設。
平成11年
大学院心理臨床学専攻(現 臨床心理学専攻)の開設にともない、その実習相談機関とする為に名称を幼児教育研究所から「発達臨床心理学研究所」に改称。
平成13年
杉村省吾教授が三代所長として就任。
平成19年
武庫川女子大学発達支援学術研究センターの開設。本研究所研究員および文学部心理・社会福祉学科教員によって構築された同構想が、平成19年文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業に採択され、調査研究および相談活動を開始。
平成23年
12月7日に総合心理科学館へ移設。
平成25年
佐方哲彦教授が四代所長として就任。
平成29年
小花和 Wright 尚子教授が五代所長として就任。
令和2年
新澤伸子教授が六代所長として就任。

研究所のスタッフ

所長
新澤伸子 (障害児・者心理学(発達障害))
研究員

萱村俊哉 (神経心理学に基づく発達臨床)

佐藤淳一 (臨床心理学、力動的心理療法)

佐藤安子 (健康とストレスマネジメント)

玉木健弘 (教育臨床心理学・犯罪心理学)

茂本由紀 (文脈主義での言語と認知の研究)

竹島克典 (機能的アセスメントと発達支援)

吉岡由美 (イメージを用いた心理療法)

松本佳久子 (加害者臨床・音楽ナラティヴ)

嘱託研究員

石川道子 (発達障害児への包括的支援)

糠野亜紀 (乳幼児臨床心理学)

佐方哲彦 (投映法による心理アセスメント)

西井克泰 (児童・青年臨床心理学)

出原由美子 (学校臨床心理、家族関係)

越智里美 (臨床心理学、認知行動療法)

梶本雪子 (親子関係、発達障害)

塩田奈裕 (児童期の心の発達と心理支援)

吉岡里紗 (面接場面における心理的支援)

川岸春菜 (発達支援の臨床的研究)

心理教育相談員

細川亜希(京都市スクールカウンセラー)

岡本千枝里(医療法人いちえ キッズいちえ)

助手

橋本真利

教務助手

谷口怜美

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